
以前、記事で「たとえ身内であっても他人」といった感じの話を書きました。
今回は過去に「父親との距離感」について考えさせられることがあったので書いていきます。
あなたは父親と接していて疲れることはありませんか?
なんというか、元々あったエネルギーを奪われるような感覚や会話が通じていない感覚。
ナリタは向き合えば向き合うほどエネルギーを奪われて放心状態になることが多々ありますw笑い事じゃありませんがね。
結果的に向き合うのをやめたわけではありませんが、
自分をコントロールしながら精神的な距離を置くようにすることで落ち着いています。
父親との関係に悩んでいる場合に少しでも参考になれば嬉しいです^^
Contents
大阪から孫に会いにやってきた
あるときに大阪からナリタの息子に会いに両親が1週間ほど泊まりに来ていました。
会うのはいつも年に1-2回くらいですが、それでもナリタは自分の両親(特に父親)が結構苦手で
それについてはコチラの記事で書いているので身内との関係に悩んでいる場合は是非読んでみてください^^。さりげなく紹介
⇛依存から脱却せよ。「身内とみなすことによる甘え」に気付かなかった日々。
父親には一定の精神的な距離をおきつつも溺愛している彼の孫(ナリタの息子)とたくさん遊んでもらいました。
息子もおじいちゃんが大好きなので公園で一緒に遊んだり、アイスクリーム屋さんにアイスを食べに行ったり、それを保育園でも楽しそうに話していたようで思い出がたくさんできたようで良かったです♪
と、終わりそうだったのですが
帰り道、ナリタの住む街の観光がてら空港に送る車の中で、前記事にも書いた父親の身内独特の不穏な空気が漂い始めました。
お酒が入ると・・・
子供の頃から分かってはいましたが
父親は元々感情的なのですが
お酒が入り、目の前にナリタか母親がいるとそれに拍車をかけて気性が激しくなります。
それ以外の状況ではお酒が入ってもそうはなりません。
上機嫌な時は周りの空気に関係なくひたすら一人で喋り続けて(家族内限定ですが)
真面目な話モードに(勝手に)突入すると母親やナリタ(だけ)に絡んでキレだしたりします。
タチが悪いのはこの行為は彼の身内限定でしか行われません。
その日は兼ねてから親が行きたいと言っていたお店に昼食を食べに行ったのですが
旅行中ということで二人はビールを注文。
ナリタは運転があるのでお茶を注文。
という状態でした。
お酒が入った父親はしばらく上機嫌で饒舌に世の中の事について、テレビの時事的なニュースについて評論していました。
昼食を終えて買い物を済ませた後、二人を見送りに空港に車で向かいました。
ほんの数十分の出来事でしたが、その時にナリタが保っていた精神的な距離が一気に崩壊したのでした。
車の中で説教⇒キレ始める父
空港に向かう車の中で
父親はだんだん世の中の評論と自分の正義の話から説教モードに入っていきました。

車の中なので逃げ場がありません。
いまから思えばただの酔っ払いですが・・・。
適当に聞き流していたのですが絡みはエスカレートしていきました。
精神的な距離を保っていたはずのナリタは父親の怒鳴り調子の声を浴び続けているうちにだんだんと体が震えてきました。

そして我慢できずに「運転してるから今はちょっと止めてほしい」というようなことを伝えましたが
火に油を注いだかのようにお構いなしにヒートアップしていきました。
「親として心配だからお前の為に言うとんのや!」
「親の話を子供が聞くのは当たり前やろが!」
「起業なんて絶対に上手くいかないから止めとけ!」⇐父は生涯サラリーマン。昇進頭打ちとなり最終的に降格⇒定年退職。ナリタの副業が今回のナリタ家訪問旅行で見つかる。。
一部の老人特有かもしれませんが、新しい情報をシャットアウトし、操作がよく分からないからとガラケーを持ち、テレビに依存し、自分の好きな偏った情報しか耳に入れない父親。
自分の過去を正当化して「こうあるべきだ」「自分がそうだったから」と、別に訪ねてもいないことで一方的に説教が続き、そんな感じで身内内では何でも自分中心に世界が回っています。
彼にとっての正しさ、その世界観は彼の中では絶対的で疑わず、他者(といっても身内限定ですが)を認めることや敬意を払うことはありません。
外面は異常に良く、身内にするようなことも絶対にしません。
ナリタの持っている考えの「家族や身内以前に、親や子供という立場以前に人は一人の人間であり、それを尊重すべき」という部分が1ミリも交わらないのです。
「この場合は〇〇だったら?」
「今はこんな考えだけどそれに対しては?」
等と、真剣に話を聞きながら会話を続けていても機嫌が悪いと怒鳴られます。
会話になりません。
しかし、あまりにも頭が真っ白になって運転中のナリタは運転に集中できず、物理的にもこのままじゃ事故を起こしてしまいそうな感覚だったので
父親の言う身内の感覚で、「今、この状況がとても辛い。運転してるから止めてほしいです。」と伝えたんですね。
その返答は
「そんな事言うこと自体がおかしい!(怒)◯※!!□ksmn★☆やで!(怒)」⇚もはや怒鳴り声にしか聞こえない
「家族だから言ってるんや!他人には言わへん!」等・・・。
逆に父の言う「他人」に行ったら人の尊厳を傷つけるレベルなのでそれはそれで困りますが・・・。
と、話が収束しないうちに体と車は無事に空港に到着。
母親の顔は引きつっていて私に小声で謝っていました。
母親は何も悪いことをしていないし、車内の話題に対しては
顔を引きつらせて小声で「止めて」と言っているのは聞こえていました。
父親の声にかき消されていましたが・・・。
そのまま空港の入り口に車を止めて降車後はその話題には触れずに見送りをしたのですが
帰り道も放心状態で帰宅後もしばらく頭の中が真っ白になっていました。
子供のお迎えまでに平常心に戻さなければ・・・!!
としばらくクールダウンしていたのですが
ここで一つの気づきがありました。
無意識に求めていた理想の父親像
ナリタは幼少期に親戚の家によく預けられていたのですが
そこの伯父によく可愛がってもらっていました。
子煩悩で子供の話もよく聞いてくれ、当時、従兄弟がすごく羨ましかったんですね。
「なんで私の父親はこんなんなんだろう」
「なんでこの父親の元に生まれてきたんだろう」
と長い間思っていました。
ビジネスの勉強を始めてから人間の心理について学ぶ機会があり、今までの自分が他者への依存状態にあったことにも気がついてきていました。
そんな中で
当たり前ですが、親は自分で選ぶことができなくて
自分が納得して行きていくためには自分が成長するしかないという考えにたどり着きました。
例えば
親がナリタにしてきたことで嫌だったことは反面教師として自分の子供にはしない事、ちゃんと子供の教育関連についても思い込みで育てずに外部からのインプットで学ぶこと等
今まで生きてきた時間を考えるとそうやって固く考えを持ち始めて間もないですが
どこかで父親に対して理想の父親像を期待していたのですね。
じゃないとこれくらいなら仕事してても時々患者さんに長々と理不尽に怒鳴られることもあるし
それだと震えたりしないなーと。
やっぱり自ら最適な距離感を作ることは必要で、父親との接し方ももっとやり方があったかもしれないなと。
例えばタイミングを見て話題を変えるとか。
まぁそれも当分は無理そうですが(苦笑)
きっと歩み寄るのに最適な時期があるんだと信じています。
まとめ
長々とナリタのある日の出来事を書いてきましたが
生きていく中でこれをやると自分が不幸になるよ・・・!!
ということが今回の記事では2つあります。
それは
「羨むこと」と「期待すること」です。
ナリタの過去の実体験でお話ししてきましたが
この2つの状態になっている時
後から来るダメージがとんでもないです。
絶望感でいっぱいになり
本来自分にできるはずの行動もできなくなってしまいます。
それよりは、身内と離れた場所で
「どのような状態が自分にとって幸せか」
「どうすればこの自分の心理状態や現状から抜け出すことができるか」
についてとことん時間をかけて考えた方が物事が前向きに進んでいきます。
自分の人生は父親のものでも他の身内のものでもありません。
ナリタのような父親の場合は真に受けて話を聞く必要もないです。
いくら話しても通じ合いませんし
更にはそれによって傷つく必要もありません。
そういった身内があなたにもいた場合、物理的な距離か、それが困難な場合なら精神的な距離を置くことが最善策だと感じています。
もちろん生まれてきてから育ててくれたことに感謝の気持ちもあるので何とも言えない複雑な気持ちにもなりますが
自分がそれによって精神がおかしくなりそうなら少し無理しても距離を置くことだなーと感じています。
ナリタはその方法が分からずに長い間苦しんでいましたが
副業を始めるための勉強を、ビジネスの勉強を幅広く続けることによって
副作用的に少しずつ克服されてきました。
ずっとそれについて悩み続けるのではなく
新しいことに夢中で取り組んでいくことで見えてきた世界観でした。
最初は「お金が欲しい」という動機でしたがw
結構本質的な悩みも解決されたのでビジネスの勉強はオススメですよ^^
と、話がそれましたがw
同じ悩みを持っている場合に少しでも参考になれば嬉しいです^^
ブログランキングに参加しています!